教員/研究施設

教員紹介

江口 正登

現代心理学部 映像身体学科
助教

江口 正登

メッセージ

とても広い概念としての〈パフォーマンス〉についての研究をしています。演劇やダンス、パフォーマンス・アートなどの芸術実践はもちろん、お祭りやスポーツなどの文化的な催事、あるいは日常生活における私たちの振る舞いということまでが、ここには含まれます。あえていえば、パフォーマンスとはほとんど「行為」の別名でもあるでしょう。そして、大学で学ぶこと、考えることもまたひとつの行為です。厳密で繊細であることと、自由で快活であることとが重なり合うような、開かれた行為=知としてのパフォーマンスを共に実践していきましょう。

専門分野

パフォーマンス研究、演劇研究、表象文化論

主要な研究テーマ

パフォーマンス研究という学問領域を基本的な立場としつつ、20世紀後半以降のアメリカ合衆国を主要な対象として、演劇やパフォーマンス・アートの理論と実践を研究している。現在の主要な関心は以下の三つ。1.パフォーマンス研究という学問領域の形成過程を批判的に捉え直すこと。2.パフォーマンス・アートや上演芸術の記録と保存の問題。3.今日のメディア環境において、「ライブ」や「現前」という事態がどのように経験および把握されうるのかを、広義のパフォーマンス的実践の分析を通して検討すること。

担当科目

現代演劇論、基礎演習、専門演習 など

経歴

2002年3月 早稲田大学第一文学部 卒業
2010年3月 東京大学大学院総合文化研究科修士課程 終了
2010年4月 日本学術振興会特別研究員(DC1)(2013年3月まで)
2012年8月 ニューヨーク大学ティッシュ芸術大学院パフォーマンス・スタディーズ研究科客員研究員(2013年8月まで)
2016年3月 東京大学大学院総合文化研究科博士課程 単位取得満期退学
2016年4月 立教大学現代心理学部映像身体学科助教

主な著作

論文
  • 「ジョン・ジェスラン『ファイアフォール』のアクシデント」『西洋比較演劇研究』第15巻第1号、日本演劇学会分科会西洋比較演劇研究会発行、2015年3月、pp.19-32。
  • 「カメラが演じる/語るとき--ジョン・ジェスランの『スノウ』」『西洋比較演劇研究』第13巻第2号、日本演劇学会分科会西洋比較演劇研究会発行、2014年3月、pp.84-93。
  • 「メディアの複数性を考える--ジョン・ジェスランの『ディープ・スリープ』と『ホワイト・ウォーター』」『西洋比較演劇研究』第10巻、日本演劇学会分科会西洋比較演劇研究会発行、2011年3月、pp.119-135。
研究ノート
  • 「『使えるプログラム』のこと――『インストラクション』としての上演」、表象文化論学会ニューズレター『REPRE』第20号、2014年2月。
  • 「〈劇場〉の不可能性と〈演劇〉の不可避性」、表象文化論学会ニューズレター『REPRE』第12号、2011年5月。
翻訳
  • 宇波拓・江口正登(共訳)、エヴァン・カルダー・ウィリアムズ「終わりなき終わり 恐慌時代のカタストロフ映画」『シネ砦』、ソリレス書店、2015年11月、pp.164-175。
  • 宇波拓・江口正登(共訳)、ユージン・サッカー「ダーク・メディア」『シネ砦』、ソリレス書店、2015年11月、pp.176-181。
その他
  • [共同討議] 森山直人・武藤大祐・田中均・江口正登「パフォーマンスの場はどこにあるのか」『表象』第10号、表象文化論学会発行、pp.142-182、2016年3月。

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