教員/研究施設

教員紹介

日高 聡太

現代心理学部 心理学科
現代心理学研究科 心理学専攻
准教授

日高 聡太

メッセージ

錯視などを見ると、私たちの眼や脳はいとも簡単に「だまされている」ことに気がつくと思います。しかし、本当に「だまされて」いたり、頭の中で重大なエラーが起きたりしているのでしょうか? 実はそこでは、私たちの頭の中でいつも無意識に行われていることが、たまたま顔をのぞかしているだけなのです。私が専門にしている知覚心理学は、普段はあまり意識されないような現象(見えかた・聞こえかた)などを発見・利用して、それをもとに、ヒトが外の世界を脳の中で作り上げるための情報処理のプロセスや仕組みを明らかにする学問です。
是非一緒に、新しい現象に出会う驚きと、実験で得られたデータをもとにあれこれと考える楽しさを体験してみましょう。

専門分野

知覚心理学、実験心理学、認知心理学

主要な研究テーマ

知覚心理学、実験心理学、認知心理学の分野が専門領域である。特に、視覚情報処理および視聴覚情報処理について検討を行ってきた。ヒトの情報処理過程の特性を心理物理学的な手法により検証し、その背後にあるメカニズムの実証と解明をめざしている。

担当科目

実験調査実習、知覚心理学

経歴

2005年3月 立教大学文学部心理学科 卒業
2007年3月 東北大学大学院文学研究科 博士課程前期 修了
2007年4月 日本学術振興会特別研究員(DC1)(2010年3月まで)
2010年3月 東北大学大学院文学研究科 博士課程後期 修了
博士(文学)
2010年4月 立教大学現代心理学部 助教
2012年4月 立教大学現代心理学部 准教授

主な著作

共著書(分担執筆)
  • 日高聡太 (2014) 誠信心理学辞典・第1章「原理・歴史」・第3節「19世紀後半における近代心理学の成立」. 下山晴彦(編), 誠信書房, 9-12.
  • 日高聡太 (2012) 現代心理学「事例」事典・第2章「感覚・知覚心理学」・第6節「神経生理学的理論」. 中島義明(編), 朝倉書店, 98-112.
  • 日高聡太 (2012) 心理学のポイントシリーズ・第2巻「心理学史」・第8章「心理学史の方法と意義」・設問54「心理学史における資料保存の意義と方法は何か」. サトウタツヤ,鈴木明子,荒川歩(編), 学文社, 118-119.
論文
  • Hidaka, S., Teramoto, W., and Sugita, Y. (2015) Spatiotemporal processing in crossmodal interactions for perception of the external world: A review. Frontiers in Integrative Neuroscience, 9, 62.
  • Hidaka, S., and Ide, M. (2015) Sound can suppress visual perception. Scientific Reports, 5, 10483.
  • Hidaka, S., and Shimoda, K. (2014) Investigation of the effects of color on judgments of sweetness using a taste adaptation method. Multisensory Research, 27(3-4), 189-205.
  • Ide, M., and Hidaka, S. (2013) Tactile stimulation can suppress visual perception. Scientific Reports, 3, 3453.
  • Hidaka, S., Teramoto, W., Keetels, M., and Vroomen, J. (2013) Effect of pitch-space correspondence on sound-induced visual motion perception. Experimental Brain Research, 231(1), 117-126.
  • Takahashi, J., Hidaka, S., Teramoto, W., and Gyoba, J. (2013) Temporal characteristics of the effects of visual pattern redundancy on encoding and storage processes: Evidence from rapid serial visual presentation. Psychological Research, 77, 687-697.
  • Teramoto, W., Kobayashi, M., Hidaka, S., and Sugita, Y. (2013) Vision contingent auditory pitch aftereffects. Experimental Brain Research, 229(1), 97-102.
  • Ide, M., and Hidaka, S. (2013) Visual presentation of hand image modulates visuo-tactile temporal order judgment. Experimental Brain Research, 228(1), 43-50.
  • Honda, A., Shibata H., Hidaka, S., Gyoba, J., Iwaya, Y., and Suzuki, Y. (2013) Effects of head movement and proprioceptive feedback in training of sound localization. iPerception, 4(4), 253–264.
  • Hidaka, S., and Nagai, M. (2013) Illusory motion and mislocalization of temporally offset target in apparent motion display. Frontiers in Consciousness Research, 4, 196.

トップ > 教員/研究施設 > 教員紹介 > 日高 聡太

↑