教員/研究施設

教員紹介

加藤 千恵

現代心理学部 映像身体学科
現代心理学研究科 映像身体学専攻
教授

加藤 千恵

メッセージ

「気」が集まると人の形ができて生命が宿り、気が散じると死ぬ、と古代中国では考えられていました。「道教」という古代の教えが説く究極の目的は、根源的な気を得て不死の身体を練り上げるというものです。荒唐無稽に聞こえるかもしれませんが、もしかすると、現代を生きるわたしたちにも、身体について考えるヒントを与えてくれるかもしれません。

専門分野

中国道教思想史

主要な研究テーマ

古代中国の身体観・生命観を研究テーマとする。目下、取り組んでいるのは、煉丹術の思想、道教および中国医学関連の身体図の解読、中国の「懐胎十月観」の調査、「陰陽」「五行」「八卦」等によってシンボリックに表現される生命理論の解明である。これらの身体や生命に関する古代の知について、老い、健康志向といった現代的な問題も視野に入れつつ考えてみたい。

担当科目

養生論の思想、身体学文献講読 など

経歴

1967年、愛媛県に生まれる。1991年、愛媛大学法文学部卒業。2000年、大阪市立大学文学研究科後期博士課程修了。東京理科大学准教授を経て、現在、立教大学教授。

主な著書、翻訳

  • 不老不死の身体―道教と「胎」の思想 大修館書店 2002(単著書)
  • R.J.スミス著 通書の世界―中国人の日選び 凱風社 1998(共訳書)
  • 相い雑わること錦のごとし―「術」の五行 術の思想 風響社 2013(単著論文)
  • 帰土の生命説 陰陽五行のサイエンス 思想編 2011(単著論文)
  • 『後漢書』方術伝の構成についての一考察(上・中) 東京理科大学紀要(教養篇)第41・42号 2009・2010(単著論文)
  • 内景図覚書 古代中国における美・気・忌・死(科研報告書附篇)2008(単著論文)
  • 道教における水の身体論 宮澤正順博士古希記念東洋―比較文化論― 青史出版 2004(単著論文)
  • 胎の思想 講座道教第3巻道教の生命観と身体論 雄山閣 2000(単著論文)

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