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教員紹介

都築 誉史

現代心理学部 心理学科
現代心理学研究科 心理学専攻
教授

都築 誉史

メッセージ

認知心理学が専門であり、最近は高次認知(記憶、言語、思考)の中でも、「判断と意思決定」の問題に重点を置いて研究しています。消費者行動とも関連する多肢選択意思決定の歪み、意思決定スタイル、インターネットを介したコミュニケーション、集団意思決定、言語情報処理などについて研究を行ってきました。実験的方法とともに、調査法や多変量データ解析も重視しています。基本的な方法論を身につけた上で、仲間と切磋琢磨し、自分が最も興味を持つ研究テーマに挑戦しましょう。

専門分野

認知心理学、認知科学、社会心理学

主要な研究テーマ

人間の高次認知過程に関する実験的検討とモデル構成が、主な研究テーマである。特に、意思決定、言語理解、記憶に関して、認知心理学的・生理心理学的な実験的検討と、モデル研究を行ってきた。さらに、消費者行動とインターネット利用における心理的要因について、実証的研究を行っている。

担当科目

認知心理学特殊研究、心理学演習、心理学文献講読、心理学概説1、学部統合科目4 など

経歴

1987年3月 名古屋大学大学院教育学研究科教育心理学専攻博士課程単位取得退学
1988年4月 名古屋大学教育学部助手
1994年3月 博士(教育心理学,名古屋大学)
1998年4月 立教大学社会学部教授
2006年4月 立教大学現代心理学部教授
2003-2004年 カリフォルニア大学ロサンジェルス校心理学部客員研究員
2011年 スタンフォード大学心理学部客員研究員
2004年10月 専門社会調査士(社会調査士資格認定機構 第000054号)

主な著作

  • 『ICT・情報行動心理学』 北大路書房 2017.5(編著)
  • 『認知心理学(New Liberal Arts Selection)』 有斐閣 2010.7 (共著書)
  • 『高次認知のコネクショニストモデル―ニューラルネットワークと記号的コネクショニズム―』 共立出版 2005.7 (共編著書:編者筆頭)
  • 『心理学実験マニュアル―SPSSの使い方からレポートへの記述まで―』 北樹出版 2005.4 (共編著書)
  • 『認知科学パースぺクティブ―心理学からの10の視点―』 信山社 2002.6 (単編著書)
  • 『コネクショニストモデルと心理学―脳のシミュレーションによる心の理解―』 北大路書房 2001.6 (共編著書)
  • 『言語処理における記憶表象の活性化・抑制過程に関する研究』 風間書房 1997.2 (単著書)
  • 『データ分析のための統計入門』 共立出版1995.10 (共著書)

主な共著書(分担執筆)

  • 『誠信 心理学辞典 [新版]』 下山晴彦・編集代表 誠信書房 2014.9 (分担執筆:認知のモデル研究 134-137) 
  • 『認知心理学ハンドブック』 日本認知心理学会編 有斐閣 2013.12 (分担執筆:シミュレーション,記憶のモデル 22-23, 142-143) 
  • 『思考と言語(現代の認知心理学 3)』 楠見孝編 北大路書房 2010.7 (分担執筆:第4章 言語と思考に関するコネクショニストモデル 81-107)
  • 『心理学総合事典』 海保博之・楠見孝監修 朝倉書店 2006.6 (分担執筆:知識と言語理解 257-267)
  • 『人工知能学事典』 人工知能学会編 共立出版 2005.12 (分担執筆)
  • 『新・心理学用語の基礎知識』 中島義明ほか編 有斐閣 2005.1 (分担執筆)
  • 『現代心理学[理論]事典』 中島義明編 朝倉書店 2001.10 (分担執筆:ネットワーク理論 286-307)
  • 『認知研究の技法』 海保博之ほか編 福村出版 1999.2 (分担執筆)
  • 『経済・社会学のためのコンピュータ入門』 朝倉書店 1994.4 (分担執筆)
  • 『教育心理学用語辞典』 学文社 1994.5 (分担執筆)

主な論文

  • 特集「判断と意思決定の認知科学」編集にあたって 『認知科学』 22巻 2015.9 308-314(論文筆頭:都築誉史)
  • 考察方略が道徳ジレンマ状況における判断に及ぼす影響 『立教大学心理学研究』 57巻 2015.3 51-61(共著論文)
  • 多属性意思決定における妥協効果と魅力効果の生起機序に関する包括的分析―生理学的指標と眼球運動測定に基づく実験的検討― 『認知科学』 21巻 2014.12 451-467(共著論文):2014年度・日本認知科学会・奨励論文賞受賞
  • 眼球運動の時系列解析による多属性意思決定における魅力効果と妥協効果に関する検討 『認知心理学研究』 11巻 2014.2 81-96(論文筆頭:都築誉史)
  • 意思決定におけるバイアス矯正の研究動向 『立教大学心理学研究』 56巻 2014.3 45-58(共著論文)
  • 意思決定における決定方略と過程追跡法に関する研究動向  『立教大学心理学研究』 55巻 2013.3 33-44(共著論文)
  • 多属性意思決定における選択結果と事後解釈の不一致―チョイス・ブラインドネスと限定合理性―  『立教大学心理学研究』 55巻 2013.3 45-53(共著論文)
  • 医療における意思決定研究の動向  『立教大学心理学研究』 55巻 2013.3 55-66(共著論文)
  • 道徳ジレンマ状況における意思決定研究の動向  『立教大学心理学研究』 55巻 2013.3 67-77(共著論文)
  • 多属性意思決定における類似性効果,魅力効果,妥協効果に関する多測度分析 『心理学研究』83巻 2012.12 398-408(論文筆頭:都築誉史)
  • A multi-measure analysis of context effects in multi-attribute decision making: Examining the similarity, attraction, and compromise effects. Proceedings of the 34th Annual Conference of the Cognitive Science Society. 2012.8 1054-1059 (論文筆頭:T.Tsuzuki)
  • 意思決定スタイルに関する日本語版尺度作成の試み―“決定困難懸念尺度”に関する検討― 『立教大学心理学研究』 54巻 2012.3 35-42(共著論文)
  • 多属性-多肢選択意思決定における文脈効果と二重過程理論に関する研究動向―セルフコントロールと認知資源の相互関係― 『立教大学心理学研究』 54巻 2012.3 59-66(共著論文)
  • 高次認知過程に関する計算論的モデル研究の動向 『立教大学心理学研究』 52巻 2008.3 33-47 (論文筆頭:都築誉史)
  • 追求-後悔尺度による意思決定スタイルの測定―尺度の信頼性と自己肯定意識尺度との関係に関する検討― 『応用社会学研究』 50巻 2008.3 93-104 (単著論文)
  • 心的辞書における多義語の形態情報,意味情報,統語情報の構造―非対称MDS,INDSCAL, INDCLUSによる連想反応データの分析― 『立教大学心理学研究』 50巻 2008.3 57-66 (論文筆頭:都築誉史)
  • 多属性意思決定における文脈効果に関するモデル研究の動向 『立教大学心理学研究』 48巻 2006.3 69-79 (論文筆頭:都築誉史)
  • 購買意思決定において参照される商品属性に関する探索的分析 『応用社会学研究』 48巻 2006.3 37-52 (論文筆頭:都築誉史)
  • メディアコミュニケーションにおけるメディア意識と対人意識に関する分析―携帯電話,携帯メール,電子メール条件の比較― 『立教大学心理学研究』 47巻 2005.3 25-34(論文筆頭:都築誉史)
  • A stochastic comparison-grouping model of multialternative choice: Explaining decoy effects. Proceedings of the Twenty-sixth Annual Conference of the Cognitive Science Society. 2004.8 1351-1356 (論文筆頭:T.Tsuzuki)
  • Effects of syntactic information on semantic access of ambiguous verbs in spoken language comprehension: Evidence from a cross-modal priming experiment. Japanese Psychological Research. Vol.46 2004.3 31-43 (論文筆頭:T. Tsuzuki)
  • コネクショニストモデルと認知科学 『認知科学』 10巻 2003.3 3-9 (論文筆頭:都築誉史)(特集エディタ担当 特集「高次認知機能の創発とコネクショニストモデル」)
  • 記憶に関するコネクショニストモデルの動向 『基礎心理学研究』 20巻 2002.3 169-174 (単著論文)
  • 高次認知過程に関するコネクショニストモデルの動向 『心理学研究』 72巻 2002.2 541-555 (論文筆頭:都築誉史)
  • コネクショニズム(特集 20世紀の認知科学を振り返る―新世紀の発展に向けて―) 『認知科学』 8巻 2001.9 225-237 (単著論文)
  • 単語音読に関する認知心理学的モデルの動向―二重ルート・モデル,アナロジー・モデル,並列分散処理モデル― 『立教大学心理学研究』 42巻 2000.3 21-30 (単著論文)
  • 大学生におけるメディア・コミュニケーションの心理的特性に関する分析―対面,携帯電話,携帯メール,電子メール条件の比較― 『応用社会学研究』 42巻 2000.3 15-24 (論文筆頭:都築誉史)
  • 語彙的多義性の処理に関する並列分散処理モデル―文脈と共に提示された多義語の認知に関する実験データの理論的統合― 『認知科学』 6巻 1999.3 91-104 (論文筆頭:都築誉史)
  • 集団意思決定とコミュニケーション・モード 『実験社会心理研究』 38巻 1998.12 183-192 (共著論文)
  • 文の理解における語彙的多義性の解消過程に関するコネクショニスト・モデル 『心理学評論』 39巻 1996.12 273-294 (単著論文)
  • プライムとターゲットの文脈依存的関連性と文脈独立的関連性が語彙的多義性の解消過程に及ぼす効果 『心理学研究』 64巻 1993.8 191-198 (単著論文)

所属学会

  • The Psychonomic Society,Society for Judgment and Decision Making ,The Cognitive Science Society
  • 日本認知心理学会[2009 第7回大会準備委員長;2012~ 独創賞委員;2013~ 編集委員]
  • 日本認知科学会[1999~01 運営委員;1996~98,2001~2005 編集委員;2009~2012 常任運営委員(理事);2012 選挙管理委員長;2013~ 編集委員]
  • 日本心理学会,日本消費者行動研究学会,日本社会心理学会

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