教員/研究施設

教員紹介

山本 尚樹

現代心理学部 映像身体学科
助教

山本 尚樹

メッセージ

日常の中の身体運動、例えば歩くこと、食べ物を箸でつまんで口に運ぶこと、床に伏せること、私たちはこれらをいとも容易く行っていますが、赤ちゃんとして生まれてから今にいたるまでに、それらのことが出来るようになるまでのプロセスがあったはずです。そのプロセスはもはや思い出すことができませんが、自らの身体の動き、そして身体と環境との関わり、これらを繰り返し探っていく膨大な探索の積み重ねがあったのではないかと考えています。そうした身体運動の変化のプロセスに埋め込まれた襞を皆さんとともに解きほぐし、絶えず身体の動きが生成されていくという事実に向き合っていきたいと思います。

専門分野

発達心理学(特に運動発達)、生態心理学

主要な研究テーマ

主に乳児の粗大運動の発達(寝返り、ハイハイ、歩行など)について研究を行っている。具体的には、乳児の活動を撮影した映像を繰り返し観察することで、そこに示される運動の形態を細かく記述し、その集積から運動の発生プロセスを描き出すということを試みている。
また、身体運動の発生についてアプローチすることが、どのようにして心の発生という問題へのアプローチに繋がるのか、という意識のもと、運動発達研究の古典の読み込みを行っている。

担当科目

基礎演習、映像身体学特講 など

経歴

2004年3月 武蔵野美術大学造形学部 卒業
2013年3月

東京大学大学院教育学研究科 博士課程 修了

主な著作

論文
  • 山本尚樹(2014).運動発達研究の理論的基礎と課題:Gesell, McGraw, Thelen,三者の比較検討から.発達心理学研究,第25巻,2号.
  • 山本尚樹(2013).成人男性を対象とした寝返り動作における微視的発生プロセスの検討:乳児の初期寝返り動作との発達的関連から.発達心理学研究,第24巻,3号.
  • 山本尚樹(2011). 乳児期における寝返り動作獲得過程の縦断的観察. 発達心理学研究, 第22巻, 3号.

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