教員/研究施設

教員紹介

横山 太郎

現代心理学部 映像身体学科
現代心理学研究科 映像身体学専攻
教授

横山 太郎

メッセージ

本学科で私は、日本の身体文化・身体思想の分野を担当します。歌舞伎や能楽のような古典演劇と、身体の表現と伝承をめぐる思想を軸としつつ、そのほか広義の芸能(民俗芸能や儀礼、現代の演劇・ダンス・商業舞台・表現スポーツ等)、武術や茶道や礼法、身体習俗(養生法や刺青)など、幅広い対象を視野に入れて授業や卒論指導をおこないます。授業を通じて皆さんには、文献資料に基づく文化史研究、作品の表現分析と解釈、現場へのフィールドワーク、身体とパフォーマンスの理論研究などの学問手法を修得してもらいます。皆さんが大学で学ぶ楽しさを思う存分味わってくれることを期待しています。

専門分野

演劇学(特に能楽)、身体文化研究、芸術思想

主要な研究テーマ

私たちの身体は文化の中でどのように変容していくのか。これが私の研究テーマです。その具体的なフィールドとして能楽を選び、世阿弥時代から現代に至る身体技法・身体表現の歴史的変化を研究してきました。このほか、哲学・現代演劇論・文学理論・人類学等の成果を日本の古典芸能の研究に援用しつつ、そこから得た知見をそれらの諸学問に返すような、学際的な芸能研究のプロジェクトに従事しています。また、観世文庫調査プロジェクトの一員として、観世アーカイブ(観世家所蔵文献資料のデジタルアーカイブ)の構築と公開も手がけています。

担当科目

基礎演習、入門演習、専門演習、映像身体学特論など。

経歴

2002年3月 東京大学大学院総合文化研究科超域文化科学専攻 単位取得満期退学
2002年4月 同専攻 助手
2005年4月 東京大学UTCP 研究拠点形成特任研究員
2006年4月 跡見学園女子大学文学部 専任講師
2009年4月 同学部 准教授
2018年4月 同学部 教授
2019年4月 立教大学現代心理学部映像身体学科 教授

主な著作

共著(分担執筆)
  • 朴鎭泰、金賢旭、横山太郎、他『아시아의 문화예술(アジアの文化芸術)』大邱大学出版部 、2011年3月。
  • 「能〈土蜘蛛〉」鈴木健一編『鳥獣虫魚の文学史―日本古典の自然観3虫の巻』三弥井書店、2012年1月。
  • 「能の舞を記譜すること──観世元章の型付『秘事之舞』をめぐって」松岡心平編『観世元章の世界』檜書店、2014年7月。
論文
  • 「近代能楽のわざと表現(一)〜(六)」『観世』 84巻5号〜85巻3号、2017年5月〜2018年3月。
  • 「亡霊の話法──能と現代演劇における語り」『viewpoint』77号、1-5頁、2016年12月。
  • 「能面のペルソノロジー――和辻哲郎と坂部恵」『表象』6号、41-49頁、2012年3月。
  • 「身体の近代──三世井上八千代と観世元滋」『表象』4号、77-93頁、2010年3月。
  • 「能勢朝次の世阿弥解釈における「型」と「無心」──西田幾多郎の影響をめぐって」『国文学 解釈と教材の研究』50巻7号、129-138頁、2005年7月。
  • 「日本的身体論の形成──「京都学派」を中心として」『UTCP研究論集』2号、29-44頁、2005年3月。
  • 「世阿弥発見──近代能楽史における吉田東伍『世阿弥十六部集』の意義について」『超域文化科学紀要』 9号、19-45頁、2004年9月。
  • 「天女舞の身体技法──カマエ成立以前の能の身体」『ZEAMI:中世の芸術と文化 1』(森話社)、170-198頁、2002年1月。

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