FAQ現代心理学部映像身体学科
映像身体学科について
映像と身体を中心テーマとして学んでいくのがこの学科の特色です。密接に関わりあっている<こころ>と<からだ>、その両方に強い影響を与えるのが環境です。特に、現代に生きる私達にとって、テレビや映画、インターネット、写真などの映像は、最も影響力のある環境の一つといえます。
本学科では、すべての学生が身体学と映像学の基礎を学びます。人間のからだを映し出すのが映像なら、その映像を見て何かを感じるのもまた人間のからだです。両者を切り離すことなく考えようという視点から生まれたのが「映像身体学科」です。
芸術的な要素を多く含んだ授業もありますが、本質的な学問系列でいえば、本学科はずばり人文系と言っていいでしょう。
この学科のカリキュラムに映像制作やダンス、演劇などがあるのは、そういう創造的な技法を体験しながら、人間とは何か、人間に何ができるか、をとことん追求するためです。その結果、映像身体学科から本格的なアーティストが誕生すれば、それは素晴らしいことです。
映像と身体にかかわる理論および技法を総合的に身につけ、しなやかな発想と行動力をもって、21世紀の知的、芸術的活動を推進する人材を養成します。次の時代へ引っ張っていく発想力、構想力を身につけることを目指します。
カリキュラム・施設について
映像と身体に関する哲学、社会学などの専門家以外にプロの映画監督、舞踊家、演出家などが教授陣に加わります。
専門分野には、映像身体論、身体表現論、映像哲学、身体哲学、映像社会論、映像表現論、知覚心理学、比較認知心理学などがあります。
専門展開科目の中に、ワークショップという形式の授業があります。この学科では、身体と映像とを単に机上の理論的問題とするだけでなく、それらを知覚、思考、表現の素材として駆使する技法をも進んで学びます。映像制作、演劇、ダンスの他、気功、武術などのワークショップを行います。演劇、舞踊、整体などの専門家はそれだけが優れているのではなくて、とても優れた身体論と深い洞察を持っています。
ワークショップでは、その人が実際にやっていることを、その人について学生もやってみて、その人の身体論をその技と共に学んでいくことをねらっています。また、映像とは何か(人の知覚や思考にどのような影響を与えるのか)という問題をデジタルシネマや映像ドキュメントの制作を通して実際に学びます。これらの実践を通じて、映像と身体の関係を認識することも課題となります。
1年次では、身体と映像両方について全員が基礎的なことを学びます。2年次以降中心となるカリキュラム(専門展開科目や特別講義)に関しては、最低限履修しなければならない単位数は決められていますが、分野に関しては、各自の興味に応じて選択することができるようになっています。
この学科の身体関連のひとつとしてダンスを取り入れた授業があります。
具体的には、2年次から履修可能なワークショップなどです。人間の<こころ>と<からだ>の関係、映像との関係を学ぶための実践として、カリキュラムに組み込まれています。ワークショップで展開されるダンスのジャンルは、バレエ、ヒップホップ、ジャズなど、固定されたものではありません。身体を動かすパフォーマンス、さまざまな身体表現を行うと考えてください。
機材を扱う授業は必修科目ではなく、選択科目の一部として履修できます。
心理学科科目が履修でき、一定の条件内で卒業要件単位にも認められています。
就職・進路について
広告、情報、映像コンテンツに関係するクリエイティブ産業、自治体などにおける文化活動のプランナー、健康産業などを想定していますが、この学科で身に付けた思考力、実践力は官庁や一般企業でも貢献すると考えています。
映像身体学科では学芸員・社会教育主事・司書の資格を取得できます。詳しくは以下のリンク先をご覧ください。
入試について
映像身体学科の入試、また、その他の入試情報については以下のリンク先をご覧ください。
学生生活について
学費についてはこちらを以下のリンク先をご覧ください。
学費については以下のリンク先をご覧ください。